旧 太極拳よもやま話 未分類

先人の苦労

2012年12月12日

 本日の夕方は友人と銀座で待ち合わせし打ち合わせを行ったのですが、町を歩いていると次々と高級車が目に入り、日本が先が見えない暗いトンネルに入ったとはとても思えないですね。ベンツにBMW、それに国産の高級車レクサーも多く見られました。景気いい人は景気がいいのだと率直に思いました。

 家に戻り、暗い公園へ行き、太極拳の練習をしてみたら、やはり体が揺れますね。人間って本当に何も見えないところでは普段の動作が出来ないみたいですね!太極拳の練習は朝が一番よいとされていますが、師馬岳梁はいつも一日の仕事の後に太極拳を練習していました。疲れが回復出来ると言っていました。師は家に常に一つの部屋を用意し、学生や弟子と基本拳や推手の練習をします。勿論、電気はついていましたね。師が生きていたら、私も是非伺ってみたいものです。真っ暗の中ではやはり、人間って動揺するものなのでしょうか?

 でも、本日は数日前のはじめての真っ暗太極拳と比べればいくらかよくなったような気がします。形が崩れたりはしませんでしたね。なんとなく、古代の人々の苦労が分かるような気がしましたし、同じ暗さでもなんとなく周りが少々、見えるようになって来ました。気のせいかもしれないですが、人間ってずっと真っ暗の中にいたら恐らく視力がかなり良くなるような気がします。
 でも、古代人が本当に偉いですね。寒い中ダウンジャケットもないし、電気もありません。外にいっても室内にいっても寒いでした。真っ暗の中でも何かをしなければなりませんし、獣に追われたらどんな時もただ只管逃げるしかないでしたね。でなければ食べられてしまいます。我々も少しは古代人の凄まじさを真似したほうがいいですね。

 ところで、本日の星空は綺麗でした。長い真っ暗のトンネルの向こうから、微かな光が差し込んできたのでしょうか・・・。
呉式太極拳研究会師範 沈 剛 http://www.geocities.jp/goshikitaikyokuken/

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